残土改良機
混合機
混合・攪拌・解砕の3つの能力をもつ発生土改良コアマシン。
新型混合機は優れた混合・攪拌・解砕能力をあわせもった混合機です。従来の建設残土の改良では、生石灰を混入し、パドル式ミキサーで混合していました。また攪拌も十分ではなく、この時、水分が飛ぶため残土同士がかたまり解砕のための設備が別に必要でした。この三つの行程を一つの機械で実現したのが、幸袋テクノの混合機です。これまでの混合機で避けられなかった混合内部への居付きの問題もクリア。解砕混合能力の低下を防いでいます。幸袋テクノの持つ破砕機の技術が混合、攪拌、解砕を同時に実現します。
建設残土処理フロー例
特長
- 残土と生石灰の混合、攪拌、解砕を1台で効率よく行ないます。
- メインロータ、サブロータ、反撥ロータの3ロータシステムを採用。各ロータは、それぞれの駆動装置によって作動。原料の性状により回転数を変化させ、効率よく残土と生石灰の混合、攪拌、解砕を同時に行います。また、塊状の石も最大100mmまで投入することができます。
- 反撥ロータの採用により、反撥装置への居付きを防止します。
- 反撥装置をピンで自由支持(片側のみピンで支持され、振り子のように動きます)した反撥棒で構成。これを低速で回転させることにより、メインロータで打撃された残土の解砕を行いつつ、解砕効率の低下を招く反撥装置への残土の居付きを防いでいます。
- ケーシング内部への居付き防止機構つき。
- ケーシング内部には片側固定(ノレン式)のゴムライナを採用し、残土の付着を防止します。また、ボルトによる取付けで交換も簡単です。
- ケーシングを分割開閉方式としてメンテナンスが良好。
- ケーシングを各ロータ部分で3分割とし、各ロータを露出できるような開閉機構板及び反撥ロータの反撥棒の交換が容易に行なえます。
- 30%の水分を含んだ残土の改良まで対応。
- 低振動・低騒音
- 反撥ロータの反撥棒の重心移動が原因で生じる振動を独自のマジカルスティック機構によって、大幅に低減します。
メインハンマー
サブロータとサブハンマー
反揆棒
処理前
処理後
寸法
型式 | A | B | C | D | E | F |
---|---|---|---|---|---|---|
MD−30 | 1770 | 1437 | 1450 | 800 | 500 | 300 |
PMD−50 | 1770 | 1677 | 1450 | 1040 | 740 | 300 |
MD−80 | 2170 | 1797 | 1650 | 1160 | 860 | 400 |
(mm)
上記寸法は多少変更することがあります。
仕様
型式 | MD−20 | MD−30 | MD−50 | MD−80 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
処理能力 | 10〜30m3/h | 30〜50m3/h | 50〜80m3/h | 80〜120m3/h | ||||||||
対象原料名 | 残土 | 残土 | 残土 | 残土 | ||||||||
最大投入塊 | 100mm | 100mm | 100mm | 100mm | ||||||||
メイン ロータ |
サブロータ | 反揆ロータ | メイン ロータ |
サブロータ | 反揆ロータ | メイン ロータ |
サブロータ | 反揆ロータ | メイン ロータ |
サブロータ | 反揆ロータ | |
ロータ径 | φ450 | φ500 | - | φ500 | φ550 | - | φ600 | φ650 | - | φ750 | φ800 | - |
動力kW |
11 | 7.5 | 1.5 | 22 | 15 | 1.5 | 30 | 18.5 | 1.5 | 45 | 30 | 2.2 |
重量 | 2300kg | 2600kg | 3500kg | 6400kg |